鍼灸院にまつわる様々なご質問をまとめました。
Q1. どんな服装で行けばいいですか?
Q2. 予約は必要ですか?
Q3. 保険は使えますか?
Q4. 駐車場はありますか?
Q5. 領収書は出ますか?
Q6. 治療時間はどのくらいですか?
Q7. どんな鍼を使うのですか?
Q8. 鍼は痛くないですか?
Q9. お灸は熱いですか?
Q10. 病院で治療中・投薬中ですが、鍼灸治療との併用はできますか?
Q11. 子供連れでも受けられますか?
Q12. 妊娠中でも受けられますか?
Q13. 生理中は受けてはいけないでしょうか?
Q14 治療した日はお風呂入ってもいいですか?
Q15. 治療した後、運動をしてもいいですか?
Q16. 治療後の注意点はありますか?
Q17. どんな症状の時に利用したらいいの?
Q1. どんな服装で行けばいいですか?
A. 鍼灸治療の際は、症状のある場所以外にも背中やお腹などに施術するため、治療着をご用意しております。施術に関しては、特に準備いただくものはございません。
また、首・肩・背中・おなか・腰・足を出しやすいTシャツ・肌着・キャミソール・短パン・ジャージなどゆったりとした服装であれば、そのまま治療もできますし、来院されてから着替える事もできます。
Q2. 予約は必要ですか?
A. 予約を入れて頂いた方を優先して治療を行っております。予約のない方は待っていただくことになりますが、予約のない時間であれば直接ご来院の場合でも診療いたします。お電話で確認されてからのご来院がベストかと思います。
なるべく皆様のご希望に沿うよう努力いたしますが、状況によりご希望の時間には診療ができないこともございますので、その点はご理解下さいますようお願い申し上げます。
受付時間は土曜日の午前9:00~12:00、月~土曜日の午後13:30~20:30、まで承っております。
詳しくはこちらから。
Q3. 保険は使えますか?
A. 誠に申し訳ございませんが保険診療は行っておりません。当院は基本的には自費での治療を行っております。
鍼灸での保険自体は認められておりますが、当院では全身治療を基本としているため、治療部位が決まってしまう保険の範囲内では質の高い施術を提供するのが困難なのが理由です。
Q4. 駐車場はありますか?
A. 当院専用の駐車場は現在ご用意しておりません。当院の近くにパーキングが多数ございますのでそちらをご利用ください。
コインパーキングの場所については〖 こちら 〗をクリックしてご確認ください。
また、施術日に発券したコインパーキングの駐車券・領収書をお持ちいただければ、最大400円まで当院が負担します。
ただし、確認が出来ない場合はお支払できませんので、ご了承ください。
Q5. 領収書は出ますか?
A. 領収書が必要な方はおっしゃってください。医療控除の領収書を発行できます。
ただし、美容鍼については医療控除には使用できないのでご注意ください。再発行も受け付けていません。
Q6. 治療時間はどのくらいですか?
A. 症状によって前後するため正確な時間は決まっていませんが、約60分を目安としていただければと思います。また初回は、問診・検査などに時間を要するため、90分ほどお時間を頂いております。
Q7. どんな鍼を使うのですか?
A. 当院の鍼は、原材料から製品に至るまで国内一貫生産しているセイリン社の使い捨て鍼(ディスポーザブル)を使用しております。エチレンオキサイドガス滅菌(EOG)処理されており、毎回新しいものをその場で開封するので、安心してご来院ください。
また、施術中の消毒や衛生面にも万全の対策をしております。
Q8. 鍼は痛くないですか?
A. 使用する鍼は髪の毛ほどの細い鍼を使用しております。
個人差はありますが、軽微な刺激ですので痛みはほとんどありません。
Q9. お灸は熱いですか?
A. 肌の感受性や症状に合わせ適度な熱さに調節することができますし、お灸もさまざまな種類があり、患者さんや症状によって使い分けます。 火傷になるまで我慢しなくてはいけないようなお灸はいたしません。火傷には細心の注意を払って治療いたします。
Q10. 病院で治療中・投薬中ですが、鍼灸治療との併用はできますか?
A. 鍼灸は現代医薬の効果に拮抗するとか、悪影響を及ぼすことはほとんどありませんが、治療している疾患や薬によって適用不適用があります。詳しくは現在かかっている医院さまにご相談いただくか当院までご相談ください。
Q11. 子供連れでも受けられますか?
A. 当院はとても小さな治療室ですので、赤ちゃんにお休みいただくスペースが取れません。小学生以下の小さなお子様をお連れの場合でしたら可能ですので、お電話にて必ず予約時にお伝えください。キッズスペースなどはありませんが、目の届く範囲でお子様のお待ちになられるスペースを用意いたします。
Q12. 妊娠中でも受けられますか?
A. 安全を考慮し、安定期にはいっておられる妊婦さんは施術させていただいております。時間も短めに体に無理のない刺激量の治療をしますので、安心してお受けください。
Q13. 生理中は受けてはいけないでしょうか?
A. 生理中も問題なく安心して診察を受けることができます。もし体調に不安があって診療の是非についてご不明の点などがございましたら遠慮なく診療担当者にご相談下さい。
Q14. 治療した日はお風呂入ってもいいですか?
A. 治療後1~2時間経っていれば、入っていただいてかまいません。ただし、炎症を伴う急性症状、ぎっくり腰・捻挫・打撲などの症状に熱感を伴う場合は、入浴は避けシャワーをご利用下さい。
Q15. 治療した後、運動をしてもいいですか?
A. 治療中の病気と運動の程度にもよりますが、治療当日はなるべく控えてください。治療後は血行がよくなるので、さらに運動を行うと疲労感を増してしまうことがあります。また、治療後に痛みなどが軽減したために、ふだんより体を動かし過ぎて後でかえって痛みが増加してしまうなど、本来の治療効果を得られない場合も出てくるので注意してください。
Q16. 治療後の注意点はありますか?
A. 副作用はありませんので、治療後は普段と変わらず生活して頂いてかまいませんが、なるべく過度の飲酒や激しい運動は避けてください。ごくまれにお身体が重くなる事がありますが、半日~1日ほどゆっくりとお身体を休めて頂ければ回復いたします。
Q17. どんな症状の時に利用したらいいの?
A. 歴史的には鍼灸治療は内科疾患を始めとして多くの疾患治療に用いられていました。現在、日本では「腰痛」「頸肩腕症候群」「膝関節痛」などの運動器疾患や慢性疼痛の治療のため鍼灸治療を受ける人が多いのが現状です。現在鍼灸治療は世界的な広がりを見せ、医学の各分野で基礎的臨床研究が進んでおり、世界保健機関(WHO)は鍼治療の適応として49の疾患・症状をあげています。
《神経系疾患》
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
《運動器系疾患》
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
《循環器系疾患》
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
《呼吸器系疾患》
気管支炎・喘息・風邪および予防
《消化器系疾患》
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
《代謝内分秘系疾患》
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
《生殖、泌尿器系疾患》
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
《婦人科系疾患》
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
《耳鼻咽喉科系疾患》
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
《眼科系疾患》
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
《小児科疾患》
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
適応疾患の例として西洋医学的な疾患を羅列してありますが、比較的よくある症状である頭痛を見ても、患者さんが100人いれば100通りの頭痛があります。
そのひとりひとりの症状にあわせて治療していきますし、鍼灸が不適用の場合は医院へ行っていただきます。
様々な症状に対応できるのが鍼灸治療ですので、まずはどのような症状で悩んでいるかをご相談ください。