東洋医学では「 未病 」という言葉が約2千年以上も前に出てきます。
未病とは、病気と言うほどではないけれど病気に向かいつつある状態のことで、予防医学の原点として現代医学でも注目されています。
健康を維持するには、未病の段階で気づき、素早く対処することが大切です。
そこでオススメするのが 鍼灸 と 漢方アロマ です。
陰陽五行論をはじめとする理論や思想をもつ“ 東洋医学 ” と 病気の治療・予防・症状の緩和を目的とし精油の薬理効果に重きを置いた“ メディカル・アロマセラピー ”を融合したのが 鍼灸院かざみどりの 〖 漢方アロマ 〗です。
メディカルアロマテラピーは、香りだけではなく塗布や経口も取り入れ、精油の力で病気になる前の不調な体のケアや病気とは認められない症状を改善する代替医療のことです。フランス・ベルギーでは医療として扱われ、健康管理の一端を担っています。
そのメディカルアロマテラピーに東洋医学の概念を組み込んだのが、漢方アロマ なのです。
漢方とは、漢方薬を飲むことだけではありません。
東洋で使われてきた生薬と西洋で使われてきたハーブは植物の種類や性質もよく似ており、どちらも植物の力を借りたものです。
植物から抽出されたエッセンシャルオイルを東洋医学の考えをもとに、肌につけたり、香りをかいだりすることも漢方の対処法になります。
当院では、独自のチェックシートを使い、あなたの体質・体調を陰陽五行別にチェックしていきます。
体質・体調・気候・生活環境・ストレスなどによって、身体の状態は日々変化しています。
どこが弱っているのか、どこのバランスが崩れているのかをチェックシートを用いることで、現在の状態を客観的に判断することができます。
それを参考に、東洋医学的な病体把握・精油の解釈を行い、実際に香りを確かめてもらいながら、そのときのあなたに一番合ったアロマオイルをその場でお作りします。
当院では、心と体の両方に働きかける漢方アロマを日常ケアのひとつとしてオススメしております。
体調を崩したときや病気になったときに鍼灸治療を受け、その後の日常ケアの方法として漢方アロマを併用して健康になっていく。
漢方アロマは、治療と治療の間の期間に体調をコントロールするための一つの方法なのです。
東洋医学の観点でブレンドした、体質・体調に合うアロマを用いることで、身体の少しの変化に気付いたときに素早く日常ケアとして対処できます。また、身体に最適なアロマオイルを使うと鍼灸治療の効果も上がり、病状からのより早い治癒が期待できます。
心と体の不調をやわらげる予防医学として、また日常的に体をケアする手段として、鍼灸 と 漢方アロマ の組み合わせはピッタリといえます。