こんにちは、鍼灸院かざみどり 院長の戸田です^^
啓蟄も近づき、冬籠りの虫が出てきて若芽が芽吹く時期。
日差しも春の日差しになってきて、だいぶ日も延びてきました。
こうなると人もついつい活動的になってきますが、ここが春先の怖いところです。。。
日差しは春ですが、まだ身体は冬の状態です。
最高気温が15℃の日も少しづつ出てきてはいますが、大寒からみれば暖かく感じるだけで最高10~15℃というのは11月下旬~12月の頃と同じなのです。
まだまだ気温は寒く、身体は 寒邪(寒さによる害) を受けています。
気温や日差しに騙されて身体を動かし過ぎてしまうと、まだ身体は寒邪を受けて硬く縮こまっている状態なので、無理な負担が弱っているところに働き “ グキッッ ” と怪我をしてしまうのです!
なので、春先は『 急に身体を動かし過ぎない 』ことがポイントになります。
急にジョギングやテニスなどを始めるのではなく、初めの1・2週間はラジオ体操や軽めのウォーキングなど “意識的に” 動く量を抑えることが大切です。
また、暖かくなる前のいまのうちから適度に身体を動かしておくと体の巡りが良くなっているので、春になったとき身体がスムーズに適応してくれます。
春は意外と曲者の季節でもあります。
万物が発生しウキウキとしてくる季節ですが、油断していると病につけ入られることになってしまいます。
健康に楽しく春を過ごすためにも、『 急に動き始めないこと 』 ・『 体を慣らす 』 の2つを今から気をつけるようにしていきましょう!