・ファステッドカーディオ(空腹時有酸素運動)…ある一定時間、何も食べないでいた後でワークアウトすること。
・体が完全な空腹状態になるには10~14時間必要。
・夜8時に夕飯を食べたら最低でも朝6時以降。朝しか実行しにくい。
・空腹状態が続くとグリコーゲン貯蔵が枯渇し、貯蔵している脂肪を燃料源として利用。
(空腹時にトレッドミルで走っている人は、食べた人より20%多く脂肪を燃焼した研究あり)
・空腹時有酸素運動を始めると数分内に、そのランニングで燃焼する脂肪の割合が少し高くなる。
・6週間にわたり一貫して空腹の状態でトレーニングした人は、ワークアウト前に食べた人より持久力が向上した研究もある。
[デメリット]
・空腹状態でエクササイズすると筋肉分解が増す。(空腹時にランニングすると、空腹でない時より筋肉のタンパク質分解量が2倍になる研究あり)
・空腹時より食後の方が、長時間有酸素運動ができる
・空腹時はトレーニングの強度と量に影響し、パフォーマンスが上がらない。
・高強度のワークアウトをすると、どんなものであれかなり高い割合の炭水化物を燃焼する。事前に燃料を補給しないとエネルギー不足で激しいワークアウトをすることができない。
・燃焼するカロリーは変わらない。
[導入方法]
・空腹状態の時は軽いランニング程度に留める。グリコーゲン量が限られているので、空腹時は長時間(90分以上)の運動や激しいワークアウトを定期的にやらない。
・全力でトレーニングを行う場合は、食後の1〜3時間程度たってから行う。またはプロテインやアミノ酸などを補給して行う。
引用・参考:BAZAAR